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『魔王』を読みましたよ

伊坂幸太郎 氏

グラスホッパーに続いて、伊坂氏作品3作目です。
こちらも、漫画の原作になっているそうですね。
漫画版はまだ読んでいませんが・・・。

「へ・・・ここで終わりですか?」と思いまいたよ。

ストーリーはこのような感じです。
会社員の安藤は弟の潤也と二人で暮らしていた。
自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに偶然気がついた
安藤は、その能力を携えて、一人の男に近づいていった。

1冊に「魔王」と「呼吸」の2編が入っています。
「魔王」は安藤兄弟の兄が主人公。
「呼吸」は弟の潤也が主人公。

タイトルに惹かれて、本屋さんで手に取りました。
パラパラみたら、宮沢賢治の詩が散りばめられていました。

土地柄、宮沢賢治には凄く興味があったので
思わず買いました。。。というのが、本書のと馴れ初め話です。

本書を読んでいると、自分で考えることの大切さを
何度も何度も問いかけられます。

本書では、個人の主観に対して、良い悪いは言っていませんよね。
ただ、自分で考えずに、流されることの怖さが凄く強調されています。

破格な政治家である犬養を中心に世の中が大きく変わる。
そんな世の中を描いた本書。
世の中の流れに乗るのではなく、その流れの「源流」「行き先」「意味」を
必死に考える主人公たち。

しかも、「流れ」自体は、特別なことではなく、ちょっとした事で変わる。
そのケースとして「気弱な先輩」や「若者カップル」などが提示されています。

予知夢的な記述などもあり、この伏線の解釈によっては
一気にブラックな内容に様変わりします。

登場人物は個性豊かで読んでいてあきません。
さすが伊坂氏ですね。

いつもどおり、女性のセリフに印象的なのが多いです。
「消灯ですよ!」「ミラクルだ」「呼吸だけかー」などなど

そして、主人公の口癖
「考えろ、考えろマクガイバー」こちらも印象的。

なにやら、続編もあるらしいです。
こちらも読んでから、改めて全体を考えてみようと思います。
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テーマ : 読んだ本の感想等
ジャンル : 小説・文学

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Author:富岳八景
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