FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『グラスホッパー』を読みましたよ

伊坂幸太郎 氏

週末のフールに続いて、伊坂氏作品二作目です。
今度こそ、伊坂氏のミステリーを!と思って読ませて頂きましたよ。
その結果・・・。

「最後でゾクっとさせられましたよ。面白かったです」

まずは、ストーリーの紹介です。(wiki)
妻を殺した男に復讐しようと、教師を辞め、男の父親が経営する会社に
契約社員として入った鈴木
ところが、自分の目の前でその男が車に轢かれる。
「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業だった。

命じられるままに押し屋を追った鈴木だが、押し屋に温かい家庭があることを知り、その居場所を上司に報告できなくなってしまう。
一方、自殺専門の殺し屋・は過去を清算するために、
ナイフ使いの殺し屋・は手柄を立てるために、押し屋を探していた。

3人の主人公が交互に物語を繋いでいきます。
そして、接点の無かった3人は物語が進むにつれ、それぞれ向き合っていきます。

話の展開やストーリーも面白かったです。
少年漫画のノリで読んでいました。

しかし、そこは伊坂氏です。
「3人の主人公が勢揃いして悪と戦う!」みたなことはありません。

みんな、死者に取り付かています。
「死者に対して無感覚」
「死者と対等な関係」
「死者が守ってくれる」

取り憑かれ方はバラバラですが、
みな、死者に対して、何かを引きずっています。

その引きずっていたバランスが崩れた時に
3人にそれぞれの結末が待っているという感じです。

ディテールが細やかで、基本的な所に嘘がないので、
上記の様なSFチックな要素もすんなり受け入れられますね。

私なんて、ハラハラドキドキ。
読んだのは、東京出張中だったのですが、2~3日は頭から離れませんでした。

さて、本書なのですが
最後の最後で、全てを覆す可能性がある描写で終わっています。
この描写を読んだ時に「ゾク」っと来ました。

色々な解釈はありますが、私は
『現実逃避はダメ!』
と、いう意味だと解釈しました。

ここの部分は人それぞれですね。

文章はさすがに上手で読みやすいです。
グイグイ物語に入り込んでいけるとおもいます。
ミステリー的な要素も十分にありますので、オススメです。
スポンサーサイト

テーマ : 読んだ本の感想等
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

富岳八景

Author:富岳八景
富岳の怠惰な日々を綴ったり、好きな音楽やお寺の話をつらつらと書いて、楽しむ予定ですよ。

最新記事
カレンダー
08 | 2018/09 | 10
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
カテゴリ
リンク
QRコード
QRコード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

富嶽さんの読書メーター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。