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『葉桜の季節に君を想うということ』を読みましたよ

歌野晶午 氏

名作ミステリーとして名高い本書ですが、
私はタイトルに惹かれました。

読んだ時期も丁度「葉桜の季節」でしたしね。
結果、「毎度の事ですが、騙されました!それはもう完璧に」

ストーリーをどうぞ
将虎は、後輩のキヨシから、彼が密かに想いを寄せる愛子の相談に乗ってほしいと頼まれる。
その相談とは、轢き逃げに遭い亡くなった身内が悪徳商法業者・蓬莱倶楽部によって保険金詐欺に巻き込まれていた証拠を掴んで欲しい、家柄の手前警察には相談しにくいと言った内容だった。

同じ時期、将虎は地下鉄に飛び込もうとした麻宮さくらという女性を助ける。
それがきっかけとなり、以後何度かデートを重ねる仲になる。
将虎の恋の行方と、保険金詐欺事件の真相究明、2つの出来事が交錯する。

本書は、2つの出来事の他に、回想シーンも所々に挿れられています。
ですので、読者は現在と過去を行き来することになるのですが、どのシーンも読み応えありです。
私なんて回想シーンの方が好きだったりします。

中盤までは登場人物のパターンがハッキリしていて、読みやすいです。
勧善懲悪的な雰囲気です。

しかし、読み進めると「善悪」「強弱」などがごちゃ混ぜになります。
ごちゃ混ぜの中から、答えが出てくるのですが、これがビックリするような内容です。
ネタバレになるので、書きませんが、私なんて「え?嘘?コレはありなの??」って思いました。

正直に言いますと、答えを見たときは、勝手にガッカリしました。
でも、最後の最後に「葉桜」について語られるシーンがあるんです。
ここで、不覚にも涙しましたよ。

最後の4頁の為に、トリックも含めて全てがあるんだと。
この4頁に、私はノックアウトされました。これは凄い。

本書は、若干グロいシーンもありますが、未読の方は是非是非、読んで頂きたいですね。
あ!でも、無理強いはしませんよ。
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テーマ : 読んだ本の感想等
ジャンル : 小説・文学

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Author:富岳八景
富岳の怠惰な日々を綴ったり、好きな音楽やお寺の話をつらつらと書いて、楽しむ予定ですよ。

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