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「新装版 日本歴史を点検する」を読みましたよ

海音寺潮五郎氏
司馬遼太郎氏

全体
 面白かったですよ
 達人同士の語らいって、こんなにスムーズで綺麗なんだなぁって思いましたよ。
 それにしても、司馬氏が若い! と言っても46歳ですが、海音寺氏は69歳。
 一応、章立てを意識しての語らいだと思うのですが、話しが脱線しまくりですw
 ただし、そこは達人2人です。
 無用な脱線は一つも無く、どれもちゃんと本筋にスパイスになっています。(脱線じゃないかな?)
 章立ては以下の通り

・封建の土壌
・イデオロギーと術
・天皇制とはなにか
・産業革命と危機意識
・西郷と大久保
・日本人の意識の底
・幕末のエネルギー
・言語感覚の特異性

本筋の流れで、凄くズキュンと来た箇所を抜粋します。
(かなり省いてます。後は本書を見て下さいな)
こんな箇所が沢山あり、見ていてワクワクします。
表現が今風ではないですが…。

<抜粋1>
司馬氏 木戸の共和論ですが、彼はフランスの大強勢というものが、革命から来たことは知っていた。
      つまり王制の打倒から発して共和制によって培われた事を知るようになった。(中略)
      共和制の方が富国になれるなら共和制でやろうじゃないと木戸は考えた。(中略)
      そうすると、尊王というのは別に思想ではなくて、一つの富国強兵の為の術ですね。

海音寺氏 術ですよ。一流の維新志士の連中においては。二流、三流は違う。
       この連中においては宗教でしょう。(後略)

<抜粋2>
司馬氏  元禄時代にペリーが来たら、やはり維新は起こりますでしょうかね。

海音寺氏 そうね、起こるでしょね。もちろん、その時代は向こうも産業革命以前の時代ではありますが、
       (中略)元禄革命が起こったと思いますね。いかがでしょう。

司馬氏  内部的理由ではなく、極めて外部的な危機意識ということから、革命が成立したでしょうね。(後略)

次は、何を読もうかなぁ
司馬氏や海音寺氏の長編は大体読ませて頂いてるので、そこの読み直しも面白いですなぁ。
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富岳の怠惰な日々を綴ったり、好きな音楽やお寺の話をつらつらと書いて、楽しむ予定ですよ。

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