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『古今和歌集仮名序』が好きですよ

やまとうたは
人の心を種として
よろづの言の葉とぞなれりける

最近、忙しく
本からも音楽からも遠ざかっていますよ

そんな時に、頭に響く言葉があります。
有名な『古今和歌集仮名序』の冒頭です。

何て言いますか…。
頭と喉は乾いても、心は乾かないぞ!という感覚です。

喜怒哀楽に感謝感心。
ちゃんと心を動かして、それを相手に伝える。
これこそ、心を乾かさない方法だと思っていますよ。

さて、今日はこのへんで失礼します
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テーマ : 読んだ本の感想等
ジャンル : 小説・文学

『重力ピエロ』(伊坂幸太郎氏)を読みましたよ

まさか涙するとは…。

伊坂氏の作品は大好きですが
うるっとしたのは初めてです。

まずはストーリ紹介です。(wiki)
仙台の街で起こる連続放火事件。放火現場の近くには必ず奇妙なグラフィティアートが描かれていた。過去に辛い記憶を抱える泉水の二人の兄弟は、事件に興味を持ち謎解きに乗り出す。グラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎を解き明かしたとき、その先に見えてくるものとは・・・。

兄、泉水の目線で物語は進んでいきます。
ところどころ「兄」「弟」「父」による、回想シーンが入ります。
この回想シーンの挿入により、物語の伏線発生&回収は勿論なのですが、
何よりこの家族への感情移入がバンバン促進されます。

うーん。
母や春子さんなどいつもながら女性陣がカッコいいです。
春子さん?私はカッコイイと思いますよ。
あの情熱は清々しいです。

以下、若干ネタバレを含みます。

タイトルの「重力ピエロ」
厳然たる事実を前に、絶望しながらも、自分のルールを突き通す(滑稽に見えても)。
よき理解者はその姿に感動するし、心からの共感や応援する。

という、事ですかね。
「(重力が)少しぐらい消えても罰はあたらないじゃないか」という、箇所に
この家族の一致した思いを感じ、ここにウルウルしました。

謎解きに関しても楽しめますし
ホッコリしたい方にもおすすめの内容です。
ただし、殺人や強姦といった内容もあります。この辺が苦手な方は気をつけてください。
この部分の記述自体は ねちっこくない ので、大体の方は大丈夫だと思いますよ。

では

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『陽気なギャングが地球を回す』を読みましたよ

伊坂幸太郎 氏

後から2013年てどんな年だったか?
と、考えたら間違いなく『伊坂幸太郎氏を知った年』と思うでしょう。

それくらい、今年はこの作家さんにハマりました。
今更ですか?と、思われるでしょうが…。いやはやハマりましたよ。

こちら、「映画化」「漫画化」されているそうですね。
そのうち見てみようと思います。
映画のキャストも好きな方が多いですし。
 ※大沢たかお、佐藤浩市、松田翔太、鈴木京香、古田新太、大杉漣などなど

まずはストーリ紹介です。
嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。
この4人達は百発百中の銀行強盗だった・・・。はずが、思わぬ誤算が。
せっかくの「売上」を、逃走中に、同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ!奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現。

全体は4章構成です。
そのタイトルと副題が面白いですよ。伊坂氏らしいですよね。

1章 悪党たちは下見のあとで、銀行を襲う
   「犬の吠える相手が泥棒とはかぎらない」

2章 悪党たちは反省を行ない、死体を見つける
   「税金と死ほど確かなものはない」

3章 悪党たちは映画館の話をし、暴力をふるう
   「鞭を惜しむと子供はだめになる」

4章 悪党たちは作戦を練り、裏をかかれる
   「愚者を旅に出しても愚者のまま帰ってくる」

全体的にテンポが早くサクサク進んでいきます。
伊坂氏らしいザッピング手法で、場面転換のタイミングも絶妙です。
飽きないし、こんがらがる事もないですよ。

読んで感じたのは
「やさしい嘘」と「本当の嘘」を使い分けるのが大人の嗜み
嘘への仕返しは「粋な嘘」。という事でしょうか。
読んでて、ハラハラもしますが、さっぱりクスクスの割合の方が多いです。

また、伊坂氏の作品の共通のテーマ
「神様の優先順位は人間が一番とは限らない」
今回も健在です。
このスタンスは大好きです。

死体とうワードは出てきますが、決してグロくはないですよ。
もし、未読の方が居らっしゃったら、是非読んでみてくださいな。

=== お話変わります ===
今日のMUSIC FAIRでエレファントカシマシ特集があるそうです。
オススメですよ。
www.fujitv.co.jp/MUSICFAIR/(コチラをクリックすると公式HPに飛びます)

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『21世紀に生きる君たちへ』を思い出して

もし「未来」という町角で、私が君たちを呼び止めることができたら、
どんなにいいだろう。
「田中君、ちょっとうかがいますが、あなたが今歩いている21世紀とは、どんな世の中でしょう。」
そのように質問して、君たちに教えてもらいたいのだが、ただ残念にも、その「未来」という町角には、私はもういない。

小学生の国語の教科書に記載されている
司馬遼太郎氏の作品です。(上記は抜粋ですよ)
教科書に載っている位ですから、ご存じの方も多いと思います。

私は教科書では無く、英文対訳付きの書籍で読ませていただきました。

この作品の中で司馬さんは歴史小説家である自分の紹介や歴史の楽しさを
わかりやすく、丁寧かつ簡潔に語りかけてくれてます。

そして
ただ、さびしく思うことがある
という件を経て、自分には残された時間が少ない事などを述べ、
最初に紹介した抜粋部分に行くのです。

そこから「不変なもの」「自己」「たのもしさ」についての語ってくれます。
本当に優しい温かい目線での文章です。
未読の方は是非読んでみてくださいな。

この本を思い出したきっかけは、昨日の大阪出張の帰りでした。
飛行機で高校生と一緒になったのです。

司馬さんの問いかけに明確な答えを持てていない自分を無視して
その明るい高校生のみなさんに聞いてみたいと思いました。

あなたが今歩いている21世紀とは、どんな世の中でしょう



結構強い雨が降っていて、少し心配でした。
NEC_0182.jpg

無事仙台空に着きました。
今度は国際線に乗ってみたいですなぁ
NEC_0186.jpg


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『魔王』を読みましたよ

伊坂幸太郎 氏

グラスホッパーに続いて、伊坂氏作品3作目です。
こちらも、漫画の原作になっているそうですね。
漫画版はまだ読んでいませんが・・・。

「へ・・・ここで終わりですか?」と思いまいたよ。

ストーリーはこのような感じです。
会社員の安藤は弟の潤也と二人で暮らしていた。
自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに偶然気がついた
安藤は、その能力を携えて、一人の男に近づいていった。

1冊に「魔王」と「呼吸」の2編が入っています。
「魔王」は安藤兄弟の兄が主人公。
「呼吸」は弟の潤也が主人公。

タイトルに惹かれて、本屋さんで手に取りました。
パラパラみたら、宮沢賢治の詩が散りばめられていました。

土地柄、宮沢賢治には凄く興味があったので
思わず買いました。。。というのが、本書のと馴れ初め話です。

本書を読んでいると、自分で考えることの大切さを
何度も何度も問いかけられます。

本書では、個人の主観に対して、良い悪いは言っていませんよね。
ただ、自分で考えずに、流されることの怖さが凄く強調されています。

破格な政治家である犬養を中心に世の中が大きく変わる。
そんな世の中を描いた本書。
世の中の流れに乗るのではなく、その流れの「源流」「行き先」「意味」を
必死に考える主人公たち。

しかも、「流れ」自体は、特別なことではなく、ちょっとした事で変わる。
そのケースとして「気弱な先輩」や「若者カップル」などが提示されています。

予知夢的な記述などもあり、この伏線の解釈によっては
一気にブラックな内容に様変わりします。

登場人物は個性豊かで読んでいてあきません。
さすが伊坂氏ですね。

いつもどおり、女性のセリフに印象的なのが多いです。
「消灯ですよ!」「ミラクルだ」「呼吸だけかー」などなど

そして、主人公の口癖
「考えろ、考えろマクガイバー」こちらも印象的。

なにやら、続編もあるらしいです。
こちらも読んでから、改めて全体を考えてみようと思います。

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富岳八景

Author:富岳八景
富岳の怠惰な日々を綴ったり、好きな音楽やお寺の話をつらつらと書いて、楽しむ予定ですよ。

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